訪問看護ステーション土屋 沖縄 管理者の糸ちゃんです。
本日、事業所の近隣にこんなフルーツが!!
ご存じですか?ドラゴンフルーツです
果物・植物・薬草の名人をご紹介します。
実は沖縄はその気候もあり薬草をはじめ植物の宝庫と言われています。
私たちも幼い頃はオバアがヨモギやタンポポなど様々な植物を調理してくれたものです。
御年90歳の佐〇川 良子様です(本人様、家族の皆様に協力いただきました)
佐〇川様は主に多肉植物を育てています。
1男5女を育てあげた際にその豊富な知識を活かして、食卓に野草を用いることもあったそうです。
私も、佐〇川様から多肉植物の水やりの仕方や育て方を教えていただきました。
佐〇川様は日課としてオオバコを煎じて飲んでいるとのことで、理由を聞くと、気管支やせきに良く効くと話してくれました。
今は元気に椅子に座って話してくれる佐〇川様ですが、訪問介入時にはベッドから動くことができず点滴をして、笑顔をなかなか見る事ができませんでした。
家族の皆様にも自宅療養に協力していただき次第に食事をとれるようになり点滴を終了できましたが、まだ表情が硬いままでした。
この頃、私たちはどうしたら表情が豊かになるかステーションで話しあったり、家族と相談していました。
家族から以前は多肉植物を育てており周りからも評判だったということや、編み物も好きで教室を開いていたと伺い、佐〇川様の生活範囲でガーデニングできないか提案したところ、家族の皆様にセッティングしていただき、日を重ねるにつれ佐〇川様の表情が柔らかくなっていきました。
現在は、私たちが訪問に伺うと「いらっしゃ~い」と素敵な笑顔を見せてくれます。
佐〇川様は当時はかなり落ち込んでいたが、今回のことで子どもたちが皆、私以上におもいやりがあり良い子に育ったなぁと思いながら、家族の力を第一に感じ、感謝しかないとお話ししていただきました。
佐〇川様、夢は『植物を増やし寄せ植えしてデザインを考えていくこと』とのことで、今回特別に一部作品を撮らせていただきました!
まずは、如雨露にシビランを飾る作品。
このシビランお昼の食材にも使用していたそうです。
次にホラガイに多肉植物を寄せ植えた作品。
さらに海から拾ったサンゴの石をサボテンの鉢にした素敵な作品。
お庭には他にも様々な植物が並んでいます!
今回は写真におさめることができませんでしたが、自宅の裏では果物も育てているとのことです。
また機会がありましたら紹介させてください!
訪問看護土屋 沖縄はこのように利用者様やご家族の皆様が豊かな生活をおくれるように、地域の病院、クリニック、ケアマネジャーの皆様とともにチームになり実現するよう協動しています。
皆様との新しい出会いお待ちしてます!